外壁クラック(ヒビ割れ)の施工手順!

2021.07.19


外壁のクラック(ひび割れ)は、経年劣化や施工不良、地震など様々な原因で発生します。
クラックを放置すると、雨漏りなどの原因になり、建物全体の強度が低下してしまいます。
外壁クラックを発見したら、早めに補修を行うようにしましょう。
そこで今回は、クラック(ヒビ割れ)の施工手順をご紹介いたします。

▼外壁クラック(ヒビ割れ)の施工
1 クラックをダイヤモンドカッターで削る

まずは、ダイヤモンドカッターを用いて、クラックを削っていきます。
クラックの中身はガタガタしているので、補修材が均等に行き渡らなく、すぐに破損してしまう事があります。
それを防ぐためにも、クラックの厚みを全て均等させる必要があります。

2 コーキングプライマー
クラック部分が乾燥しているのを確認し、使用するコーキングのプライマーを塗布します。
プライマーは、密着性を高めてくれ、仕上がりの質をより良いものにしてくれます。

3 クラックの奥をコーキング
プライマーの塗布が終わりましたら、クラックの奥をコーキングしていきます。
奥までしっかりコーキングすることで、丈夫な外壁を作り上げます。

4 Eモルタル埋め込み

Eモルタルは、特殊骨材を配合したコンクリート構造物の断面補修用エポキシ樹脂モルタルです。
天井面、垂直面に使用してもダレのない優れた施工性を有しており、露筋補修やコンクリート構造物の欠損部の補修に優れた効果を発揮します。

5 カチオンシーラー
そして、カチオンシーラーを塗っていきます。
カチオンシーラーとは、耐アルカリ性、付着性に優れたシーラーです。
これにより、優れた密着力効果が期待できます。

その後下塗りを行って行きます。

外壁クラックを補修するには、手順が重要です。
正しい手順で行うことで、長持ちする外壁に仕上げることが出来ます。
日常の生活の中で、外壁に目を向ける機会は少ないかもしれません。
しかし、外壁のクラックはいつ発生するかわかりませんので、定期的に外壁チェックをすることをおすすめいたします。
早めの対策が、被害の拡大を防いでくれます!
外壁のクラックでお悩みの方は、清水塗装にご相談ください。
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